7/27/2012

Paddy Jonesインタビュー



これからのロンドンスケートシーンを担うであろう若き才能あるスケーター、
Padday Jonesの新しいビデオパートが公開。
それに伴うショートインタビューを翻訳した。



写真:Lex kembery
インタビュー:Henry Kingford and Jacob Sawyer


◆このパートを作ることになった経緯は?

「毎週火曜、仕事が終わったらいつもスケートに出かけ、マーク・ジャクソンと簡単な編集作業してたんだ。それから2、3ヶ月の間にずっとフッテージは撮り貯めていて、長いパートが完成したっていう感じかな」


◆スケートボード以外に何に興味がある?

「今は劇場に行く事にハマってる。ジェイク・ソウヤーがサドラーズ ウェルズっていう劇場で働いてるんだけど、俺をバレエに連れて行ってくれるんだ。そのバレエがコンテンポラリーなもので出演者は白鳥のような恰好はおろか、白いタイツすらも穿いていないんだよ。ヒップホップにインスパイアされてる感じっていうのかな。とにかく、『マチルダ』は観るべきだね!


◆Slam City Skatesで働いてる好きな人は誰? 今も昔も含めて。

「過去10年そこで働いた人間はみんなこう言うよ。『ジェイク・ソウヤーだ』って」


◆ジャクソンとの撮影についてだけど、誰か別の人と撮影するよりやりやすい?

「俺らは昼間のギャンブルと何杯かのカクテルの関係みたいなものだから、撮影する時はいつも陽気にやれてるよ」


◆最近、親父さんに面白い誕生日プレゼントしたって聞いたけど、何を贈ったの?

「はは。初めて引き伸ばして焼いてもらった俺のスケート写真だよ。親父は『これは家の壁に掛けるのか?』って訊いてきたけど、プレゼントした時はそこまで考えてなかった」


◆オールタイムベストなスケートビデオは何?

「Toy Machine『Welcome To Hell』でのエド・テンプルトンだね。初めてのビデオでさ、一番観てきたものだから再生回数なら100回は超えるはず。あとはShorty'sのビデオ『Fullfill the Dream』のスティーブ・オルソンかな」


◆スケートのスタイルでは誰に影響された?

「バンクtoカーブをミニランプのように扱って楽しくスケートする人なら誰でも。俺はずっとシンプルなトリックが好きで滑ってきたんだけど、それは何年経ってもずっと変わらない」


◆ロンドンで一緒に滑るなら誰がいい?

「ジャクソンはもちろん、スラムのクルーであるチャーリーやトッディ、Supremeのクルーだったり、たくさんいる。まぁ、バンクtoカーブを攻める奴だったら誰でもかな!」


◆今はロンドンに住んでるからどこでもすぐに滑れるけど、育った田舎だと滑るのに遠征しないといけなかったでしょ? この違いって大きい?」

「かなり大きいよ。芝が生い茂る家で育ったし、1マイル圏内にカーブなんてなかった。唯一のスポットは24平米もないくらいのフラットだったしね。オックスフォードに滑りに行くにしても歩いて3マイル、そこからバスでローカルの街まで行って、さらにそこから違うバスに乗り換えて17マイルもただ揺られるばかり。ミルトン・キーンズのスケートパークまではさらにもう一本バスに乗るんだから嘘みたいでしょ。車を運転できる年齢になるまでは本当に大変だった」


◆あひるを子供のように飼ってたって?

「もし、あひるを盗むことが養子を迎え入れることとして扱われるなら「うん」と答えるね。またやっちゃうかもしれない。それぐらい強烈なルックスにやられたんだよね。学校に毎日ペットを連れて行けるとしたら、みんなそれぞれカマキリだったりハムスターを飼うでしょ。それと同じように巨大なあひるを腕で抱きかかえてただけだよ」


◆オックスフォードで上の世代だと誰に影響を受けた? 今の自分のスタイルに至ったのは彼らから?

「バーモントのジョー・スケッチ・ホドック、ジョニー・ロボ、フィル・ワッツ達からかな。彼らから正しい靴の履き方やパンツの穿き方を教えてもらった。たらたら滑ったり、モンゴプッシュしたり、パッドやヘルメットを付けることのダサさから綺麗に磨き上げてもらった感じかな」


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あまりにも断片的なインタビューだったが、
この映像を見るだけでも彼が持つ完成されたスタイルがわかるはず。

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